研究室の見学

私たちの研究室に興味を持って下さった大学生、大学院生の皆さん、ぜひ見学にいらして下さい。

大学院生募集中

大学院生募集中

博士課程、修士課程の入学者を募集中です。医学部以外の生命科学関係の出身者も歓迎します。

研究目標 Research Mission & Overview

私たちは、タンパク質の翻訳後修飾であるユビキチン化を中心にタンパク質の分解制御をテーマとして研究を推進しています。ユビキチン化はがん、免疫、シグナル伝達、神経分化など多くの生体機能に関与します。基礎研究としてはユビキチン化酵素系の同定と機能解析を目的とし、臨床医学的研究としてはがん及び免疫系や神経系に関連する疾患におけるユビキチン化及びリン酸化の関与を解明し、予防と治療へ向けた研究を進めています。

最新情報

 

2024.5.13: 神経・炎症性疾患におけるトリプトファン誘導体の制御

近藤豪先生の総説論文が、Eur J Cell Biol誌に掲載されました。

Neuroimmune modulation by tryptophan derivatives in neurological and inflammatory disorders

Eur. J. Cell Biol., 103, 151418, 2024

 

2023.3.9: 鼻副鼻腔粘膜悪性黒色腫の予後に関係するTRIM27の発現

木村将吾先生(耳鼻咽喉科・頭頚部外科学教室)の論文が、Rhinology誌に掲載されました。

「TRIM27 expression is associated with poor prognosis in sinonasal mucosal melanoma」

Rhinology, doi.10.4193/Rhin22.405

 

2022.8.5: クルクミンによるISG15化修飾の制御

福岡女子大との共同研究(大木さん:修士課程)の論文が、BBRC誌に掲載されました。
「Curcumin partly prevents ISG15 activation via ubiquitin-activating E1-like protein and decreases ISGylation」

BBRC, doi.org/10.1016/j.bbrc.2022.08.003

 

2022.7.9: 第59回日本生化学会北海道北海道支部例会「優秀ポスター賞」受賞(木村将吾先生)

木村将吾先生(大学院生)が、第59回日本生化学会北海道支部例会で優秀ポスター賞を受賞しました。

日本生化学会北海道支部のHPはこちら

 

2022.7.1: MHCクラスIIの発現制御に関与するTRIMタンパク質の解析

井上先生(大学院生)の論文が、BBA-MCR誌に掲載されました。
「TRIM22 negatively regulates MHC-II expression」

Biochim. Biophys. Acta-Mol. Cell Res. doi.org/10.1016/j.bbamcr.2022.119318

 

2020.7.8: 腸内細菌物質が腸の働きと骨形成を制御する仕組みを発見

生理学研究所・昭和大学・大阪大学との共同研究が、Cell誌に掲載されました。
「RNA sensing by gut Piezo1 is essential for systemic serotonin synthesis」

Cell, doi.org.10.1016/j.cell.2020.06.022

北海道大学HPのプレスリリースで紹介されました。

 

2020.2.27: メディエーター複合体による新たな遺伝子発現制御機構の解明

横浜市立大学と米国ストワーズ研究所との共同研究が、Nature Communications誌に掲載されました。
「The role of Mediator and Little Elongation Complex in transcription termination 」

Nature Commun., 11, 1063, 2020, doi: 10.1038/s41467-020-14849-1

北海道大学HPのプレスリリースで紹介されました。

 

2018.12.20: コメディカル領域の学生用の「生化学」の教科書執筆

看護師を中心にコメディカル領域の学生の学習のために、「生化学」の教科書を執筆しました。本書は、1968年に第1版が発刊され、半世紀にわたり、多くの看護師養成の教育機関で使用されてきました。今回は医療現場の視点から、生化学、分子生物学、遺伝学、がんの最新の情報を追加しました。コンパクトな記述と充実したカラーの図表で、視覚的に学習できます。

 

系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能[2] 生化学

著者:畠山鎮次

頁:320

発刊:2019年1月

発行者:医学書院

ISBN978-4-260-03556-9

 

2017.12.15: 公益財団法人 高松宮妃癌研究基金・研究助成金を拝受(畠山鎮次教授)

畠山鎮次教授が、公益財団法人高松宮妃癌研究基金の研究助成金を拝受しました。

昨年度の高橋秀尚元講師(現・横浜市立大教授)に引き続き、当教室で連続の採択となります。

公益財団法人高松宮妃癌研究基金のHPはこちら

 

2017.1.22: オートファジー、免疫、癌に関与するTRIMファミリータンパク質の総説を発表

Cell pressTrends in Biochemical Sciences誌に、オートファジー、免疫、癌化の制御に関与するTRIMタンパク質の解説が掲載されました。
「TRIM family proteins: roles in autophagy, immunity, and carcinogenesis」

Trends Biochem. Sci. 42, 296-310, 2017, doi.org/10.1016/j.tibs.2017.01.002

 


出張授業・出前授業・セミナーの募集のお知らせ 出張授業・出前授業・セミナーの募集のお知らせ

私たちは、北海道大学において医学研究院と医学部で教育と研究を担当しております。
これまでの経験のもと、中学校、高校、他大学などにおいて出張授業等のアウトリーチ活動を行っております。
医学における「分子生物学」や「がん」などの研究に触れる機会を持っていただき、今後の若い人材の育成に貢献できればと考えております。

お問い合わせ

 

これまでのアウトリーチ活動:

2019.7.15: 旭川東高校でのアウトリーチ活動

 「令和元年度高校生メディカル講座

2016.9.11: 旭川東高校でのアウトリーチ活動

  「第9回体験型北大セミナーin旭川」

2015.11.18: 立命館慶祥中学校の生徒さんへのアウトリーチ活動

  「立命館慶祥中学校 中学3年生キャリア教育 北海道大学キャンパスツアー」

2014.9.20: 留萌高校でのアウトリーチ活動

  「第2回Douhoku地域別サイエンスセミナーin留萌」

2014.7.21: 旭川東高校でのアウトリーチ活動

  「第8回体験型北大セミナーin旭川」

2014.5.27: 北海学園高校でのアウトリーチ活動

  「がんの医学と生物学」

 

 

 

大学院生募集のお知らせ

北海道大学大学院医学院の大学院生募集を見てください。医学部以外の生命科学系出身の方も、特に募集しています。
北海道大学大学院医学院でタンパク質分解(ユビキチン化)やタンパク質翻訳後修飾を中心とした医学生物学的研究を学びたい方は、当研究室に事前に是非ご連絡ください!

募集要項

北海道大学 大学院医学研究院生理系部門
生化学分野 医化学教室
〒060-8638 札幌市北区北15条西7丁目
医学部 北研究棟 1階N1-111
TEL: 011-706-5047
FAX: 011-706-5169